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張本智和「僕が勝っていたら…2人は責任を感じる必要はない」卓球男子団体、銅メダルならず

読売新聞 / 2024年8月9日 20時34分

 パリオリンピックは9日、卓球男子団体の3位決定戦が行われ、日本は地元・フランスと対戦し、2-3で敗れた。2016年リオ大会の「銀」、21年東京の大会の「銅」に続く、3大会連続のメダル獲得はならなかった。(デジタル編集部)

 団体は、両チーム3人ずつがプレー。第1試合はダブルス、第2試合以降はシングルスで、先に3勝したチームが勝ち上がる。以降の試合は行われない。

 篠塚大登(愛知工大)、戸上隼輔(井村屋グループ)が登場した第1試合は、1-3で落とした。第2試合は張本智和(智和企画)と、今大会の個人で銅メダルを獲得した17歳のフェリックス・ルブランによるエース対決となったが、2-3で惜敗。第3試合には戸上が出場し、ルブラン兄弟の兄、アレクシ・ルブランのトリッキーなサーブに苦しめられながらも、3-1で取り返す。第4試合は、再び張本が登場。日本のエースの意地を見せ、シモン・ゴズィーに3―1で勝ち切り、メダル獲得に望みをつないだ。

 第5試合は、篠塚がフェリックス・ルブランと対戦。第1ゲームの序盤は篠塚のペースかと思われたが、相手が落ち着いて点を重ね、7-11でこのゲームを落とす。第2ゲームは、篠塚のオーバーや、相手の鋭いストレートなどで7-11とされる。後がなくなった第3ゲームは篠塚が意地を見せ、14-12で取る。しかし、相手は張本を破ったフェリックス・ルブラン。第4ゲームはデュースまで持ち込んだが、最後は相手の地力が上回り、13-11で終了した。第5試合まで持ち込んだが、3大会連続の、メダル獲得は叶わなかった。

 フランスのルブラン兄弟は、眼鏡がトレードマークの2人で、父も卓球の元フランス代表という卓球一家の中で育った。幼い頃から注目を集め、フランス国内でも人気の選手だ。

 試合後、張本は「僕が勝っていたら…。2人は責任を感じる必要はない」と涙を浮かべながら話した。

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