ウエイトリフティング、宮本昌典が五輪前に腰痛発症…「『荷物』ができちゃった」とロス五輪に挑戦表明

男子７３キロ級で６位に入賞した宮本昌典（８日、パリで）＝上甲鉄撮影

　パリオリンピックのウエイトリフティングが８日に実施され、男子７３キロ級で宮本昌典（東京国際大職）がスナッチ１５１キロ、ジャーク１８７キロを挙げ、合計３３８キロで６位に入った。

　８日に開かれ、日本男子で４０年ぶりのメダル獲得を目指した宮本が、２大会続けて直前のアクシデントに泣いた。前回東京五輪で大会１か月前にへんとう炎を患ったのに続き、今回は１か月半前に腰痛を発症。痛み止めの注射を打って出場したが自己ベストに及ばず、「ちょっと『荷物』ができちゃったので、ロサンゼルスは確実に目指す」。パリで味わった悔しさは、４年後に必ず晴らすつもりでいる。