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バスケ東山のエース瀬川琉久、5度目の決勝でつかんだ日本一…肩ふるわせ「いろんな感情があふれ出た」

読売新聞 / 2024年8月9日 21時31分

バスケットボール男子で初優勝し、優勝杯などを笑顔で掲げる東山の選手たち(9日)=帖地洸平撮影

 バスケットボールの決勝が行われ、男子は東山が初制覇、女子は京都精華が3連覇し、男女そろって京都代表が頂点に立った。カヌーのスプリント・カヤックシングル(200メートル)の男子は中岡誠琉(滋賀・北大津3年)が、女子は鈴木紅葉(山形・谷地3年)がそれぞれ制した。

 試合終了のブザーが鳴った瞬間、バスケットボール男子を制した東山のエース瀬川琉久(3年)は持っていたボールを高く放り上げ、肩をふるわせて泣いた。「喜びとか、悔しかった思いとか、いろんな感情があふれ出た」。インターハイ、冬の全国高校選手権を合わせて東山にとって5度目の決勝でようやく初の日本一をつかんだ。

 「気持ちの強い方が勝つと思っていた」と瀬川。厳しいマークに遭いながらも果敢なドライブでゴールに迫り、チーム最多の21得点をマーク。小野寺 星夢 せるむ(3年)、佐藤凪(2年)は勝負強く3点シュートを沈めた。

 前半を8点リードで折り返すと、後半も手を緩めず、粘る相手を突き放した。軽快な動きで攻撃を引っ張った佐藤は「見ている人を楽しませるような、東山らしいプレーを体現できた」とうなずいた。

 ハーフコートから多彩な攻めで主導権を握る攻撃型バスケが東山の真骨頂。大沢徹也コーチは「ぶれない心で、東山といえばこれ、という攻撃ができた」と、この日の勝因を振り返った。何度はね返されても信じたスタイルを貫き、シルバーコレクターを返上した。(緒方裕明)

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