自転車・窪木一茂、６位の結果に「恐れてしまった」と後悔…「攻めること楽しい」と随所に積極性

自転車・トラック男子オムニアムで力走する窪木一茂選手（８日、パリ郊外で）＝松本拓也撮影

　パリオリンピックの自転車男子スプリントで８日、男子オムニアムの窪木一茂（ブリヂストンサイクリング）が６位に入った。

　男子オムニアムの窪木は積極的な走りを見せたが、最後に力尽きた。オムニアムはルールの違う４レースを走る総合種目。１０番手でスタートした最終第４レースでは、ともにメダルを狙う選手らと空気抵抗を少なくするために隊列を作り、先頭を交代しながらポイントを稼いだ。だが目標には届かず、「攻めることが楽しくて、もう少し、もう少しと走ったけど、体力がなくなることを恐れてしまった」と後悔していた。