1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

セーヌ川を泳ぐ全競技が終了、選手の感想は…「のどが渇いて飲んだら冷たくておいしかった」

読売新聞 / 2024年8月9日 22時43分

オープンウォーター男子、金メダルを獲得したクリシュトフ・ラショブスキ(9日)=AP

 パリオリンピックは9日、オープンウォーター男子が行われ、水質問題で揺れたセーヌ川を泳ぐすべての競技が終了した。

 オープンウォーターは海や湖、河川など屋外のコースを泳ぐ競技。今大会は10キロで、トップ選手は2時間ほどで泳ぎ切った。2008年の北京大会から採用されており、東京大会ではお台場海浜公園が会場となっていた。

 今大会の会場はトライアスロンに続き、セーヌ川で行われた。8日の女子はオランダのシャロン・ファンラウエンダールが2時間3分34秒2、9日の男子はハンガリーのクリシュトフ・ラショブスキが1時間50分52秒7で金メダルを獲得した。

 五輪公式サイトによると、競技後の記者会見で、ファンラウエンダールは「のどが渇いて、最終ラップで何か飲む必要があると思った。でも、持っていたボトルには十分な量の水が入っていなかった」といい、「それで、セーヌ川の水を飲もうと思った。冷たくておいしかったし、何の味もしなかった」と振り返った。

 また、ラショブスキはセーヌ川で泳ぐのに備え、「ハンガリーのドナウ川で練習し、どのように泳げばいいか知ることができた」という。実際に泳いだ感想を問われると、「本当にここで泳ぎたかったので心配はしていなかった。(前日に泳いだ)女子選手から『とてもきれいだった』と言われたし、ハンガリーのトライアスロン選手も『セーヌ川でたくさん飲んだ』と言っていたから、きれいになったんじゃないかな。彼は良い仕事をしてくれたよ」と冗談めかした。

 一方で、水質が健康に影響ないとされる基準値を超えてトライアスロンが延期され、オープンウォーターでも水質を理由に棄権したとされる男子選手が出ている。

 X(旧ツイッター)ではオープンウォーターについて、「もっときれいな水の中で競技したかっただろうに」「10kmも泳いで水質の問題で体調悪くなる選手でませんように」などと選手を心配する声が相次いでいた。(デジタル編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください