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個人種目の敗者復活戦を辞退、陸上1600リレーで果断実らせ決勝へ…佐藤拳太郎「メダル取るため」

読売新聞 / 2024年8月10日 0時10分

男子1600メートルリレーで決勝進出を決めた日本の(左から)中島佑気ジョセフ、川端魁人、佐藤風雅、佐藤拳太郎(9日)=三浦邦彦撮影

 パリオリンピックは9日、陸上の男子1600メートルリレー予選が行われ、日本(中島佑気ジョセフ=富士通、川端魁人=中京大ク、佐藤風雅=ミズノ、佐藤拳太郎=富士通)はこれまでの記録を100分の3秒更新する2分59秒48の日本新記録をマーク。1組4着で、着順での直接通過はならなかったが、全16チームの中で4番目の好タイムで10日の決勝進出を決めた。日本はこの種目では2004年アテネ五輪の4位が最高成績で、その時以来の決勝進出。決勝で初のメダル獲得を目指す。

 男子1600メートルリレー予選の日本は、従来の記録を0秒03更新する2分59秒48の日本新記録で、20年ぶりの決勝進出を飾った。佐藤拳は「このチームはメダルを取るために結成され、歩みを止めずにやってきた。決勝ではこれ以上の記録が出せるように準備していきたい」と力強く語った。

 1走の中島がボツワナに次いで2位と好走し、流れを作った。2走の川端が3位、3走の佐藤風が2位でつなぐ。アンカー佐藤拳は英国と米国に抜かれて4位に後退したが、強豪国と互角に戦い、全体4位で堂々の決勝進出を決めた。

 中島、佐藤風、佐藤拳の3人は個人種目の400メートルで敗者復活戦の出場を辞退し、リレーにかけてきた。佐藤拳は「葛藤もあったが、決勝につなげることができて、選択は間違っていなかった」。過去最高成績は20年前、アテネ大会の4位。団結力を武器に、悲願のメダルへ力を振り絞る。(田上幸広)

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