レスリング元木咲良の銀メダル以上確定、準決勝で逆転のフォール勝ち…６２キロ級

　パリオリンピックは９日、レスリング女子６２キロ級準決勝が行われ、元木咲良（２２）（育英大助手）がノルウェー選手に逆転でフォール勝ちし、銀メダル以上を確定させた。

　元木は１回戦をフォール勝ち、２回戦をテクニカルスペリオリティー勝ちして準決勝に進んでいた。準決勝では、先制されたが第１ピリオドを２－２で終えた。第２ピリオドは２－７でリードされたが、最後は投げ技からフォール勝ちを決めた。

　元木は２０２２年の世界選手権で非五輪階級の５９キロ級で銅メダルを獲得している。父でシドニーオリンピック代表の康年さんに続く親子２代での五輪出場を目指して階級を一つ上げ、世界の頂点を目指す戦いに踏み出していた。

　決勝の相手は、ウクライナのイリーナ・コリアデンコ選手（２５）となった。