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リレー侍「悔しい」5位…「ぶっつけ本番」オーダー変更で桐生祥秀はアンカーに1位でバトン

読売新聞 / 2024年8月10日 4時28分

男子400メートルリレー決勝で日本のアンカーの上山紘輝(右端)にバトンを渡す、第3走者の桐生祥秀(9日、サンドニで)=武藤要撮影

 9日に行われたパリオリンピックの陸上男子400メートルリレー決勝で、日本は37秒78のシーズンベストをマークしたが、惜しくも5位にとどまり、2大会ぶりのメダル獲得とはならなかった。バトンをつないだ選手の言葉からは、本気でメダルを狙い、届かなかった悔しさが伝わってきた。(デジタル編集部)

 日本はまず、オーダーから勝負に出た。8日の予選では、サニブラウン・ハキーム(東レ)、柳田大輝(東洋大)、桐生祥秀(日本生命)、上山紘輝(住友電工)の順で走ったが、この日は、坂井隆一郎(大阪ガス)を第1走者に起用。第2走者以降は、サニブラウン、桐生、上山とした。サニブラウンはこの変更を「ぶっつけ本番」、桐生は「急きょ決勝でハキーム君に2走を任せた」とした。

 この作戦は、悪くなかった。1走の坂井は中位でサニブラウンにバトンタッチ。するとサニブラウンは「加速自体悪くなかった」という走りで一気にトップに浮上し桐生へ。サニブラウンは第2走者の中でトップの走りだった。

 さらにリレー要員の桐生も激走。この区間2位、トップを守ってアンカーの上山にバトンを渡した。上山は並みいる強豪の中で粘ったが、4人に抜かれた。

 レース直後、4人は「悔しい」と口をそろえた。坂井は「メダルを取れなかったのは自分の弱さ」と表現。アンカーの上山は「抜かれてしまったのは悔しいですし、まだまだ足りないと思った」と唇をかんだ。

 来年には、東京で世界選手権がある。サニブラウンは「世界陸上や28年の(ロサンゼルス)オリンピックで、金メダルを取りたい」とキッパリ。夢を追いかける戦いが続く。

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