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バスケ「全中4校同時V」選手、総体の頂点で再集結…東山・松島慎弥「コート上での日本一は全然違う」

読売新聞 / 2024年8月10日 8時21分

優勝し、チームメートと抱き合って喜ぶ東山の松島選手(9日午後、福岡市で)

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)のバスケットボール男子は9日、東山(京都)の初優勝で幕を閉じた。チームの柱の松島慎弥選手(3年)は、新型コロナウイルス禍で打ち切りになった2021年の全国中学校体育大会(全中)で4校同時優勝を経験。当時、試合をできないまま優勝を迎えただけに、「コート上での日本一は全然違う」と喜びをかみしめた。

 3年前、夏の全中では、前日までの対戦相手からウイルスの感染疑いが出た本山南中(兵庫)と八千代松陰中(千葉)が、大会規定に従って準決勝を棄権。松島選手がいた白新中(新潟)ともう1校の西福岡中(福岡)は両校の思いをくんで自主的に辞退したため、異例の4校優勝になった。

 この日の決勝では、東山は松島選手と本山南の瀬川 琉久 りく選手(3年)が、美濃加茂(岐阜)は八千代松陰の関健朗選手(3年)が、それぞれ活躍。スタンドには、西福岡出身で現在は米プロバスケットボール協会(NBA)を目指して米国にバスケ留学している内藤英俊選手(17)も観戦したことで、全国の舞台で再び4校の選手が集った。内藤選手と松島選手は全中をきっかけに親しくなり、今も交流があるという。

 瀬川選手と「絶対、自分たちの代で日本一になるぞ」と声を掛け合ってきた松島選手。試合後、「優勝できてほっとしている。琉久と『やりきったな』と話した」と笑顔だった。

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