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高難度の技詰め込み、成功なら点数伸びるAS新ルール…比嘉・佐藤組は当初の構成より脚技の難度上げて対抗

読売新聞 / 2024年8月10日 9時29分

デュエットのテクニカルルーティンで演技する比嘉、佐藤組=AP

 パリ五輪のアーティスティックスイミング(AS)は9日、デュエットのテクニカルルーティン(TR)が行われ、比嘉もえ(井村ク)、佐藤友花(ジョイフルAC)組は257・3533点で6位だった。中国ペアが276・7867点で首位に立ち、オーストリアペアが2位、オランダペアが3位で続いた。10日のフリールーティン(FR)との合計点で最終順位が決まる。

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 和と洋をかけ合わせた曲に乗り、比嘉と佐藤が「クールジャパン」のテーマを軽快に演じきった。冒頭のジャンプ技は高さがあり、回転も十分だった。これで流れを作ると、その後はミスなく全ての要素を成功。大幅な減点を受けずに演技を終え、2人は「ほっとした気持ち」と口をそろえた。

 高難度の技を詰め込み、成功すれば点数が伸びる新ルール。比嘉、佐藤組は他国に対抗すべく、当初準備した構成よりも終盤の脚技の難度を上げた。その中でも演技をまとめ、中島貴子ヘッドコーチは「難度がかなり上がった中でも2人の一体感、距離感はよくなっている」と、結成して日の浅いペアに及第点を与えた。

 3位オランダとの差は約7点と離れてはいない。10日に行われるFRに向け、佐藤は「2人がバラバラにならないよう冷静にいく」と意気込み、比嘉は「FRは限界に挑戦しているルーティン。最高のパフォーマンスをして笑顔で終わりたい」。チーム種目は5位で涙をのんだ。目標は2大会ぶりのメダル獲得。次は負けられない。(森井智史)

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