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サッカー男子はスペインが金メダル、フランスとの120分間の激闘制す…抜群の破壊力で8大会ぶりの頂点

読売新聞 / 2024年8月10日 11時15分

 パリ五輪のサッカーは9日、男子決勝が行われ、スペインが開催国フランスを延長戦の末に5―3で破り、地元開催だった1992年バルセロナ五輪以来、8大会ぶりの金メダルを獲得した。前半を3―1でリードしたものの、後半、フランスの猛攻を受けて追いつかれたスペインは、途中出場のカメリョが延長で2ゴールを挙げた。

 1点リードの延長後半ロスタイム、スペインが速攻からだめ押し点を奪うと、ベンチから選手たちがピッチへ飛び出し、歓喜の輪ができた。相手の圧力に耐えて効果的な攻めを繰り出し、120分間の激闘を制した。

 後半に2点差を追いつかれて延長戦に入った。流れは相手に傾きかけたが、それでも我慢強く、得意のパスワークで攻める姿勢を貫いた。延長前半の100分、右サイドからつないで崩し、縦パスに抜け出したFWカメリョがGKとの1対1を冷静に沈め、勝ち越した。

 今夏の欧州選手権を制したフル代表同様、伝統のパス回しに、縦への速い攻撃を織り交ぜる。この日のようにボール保持率で相手に上回られても、勘所を逃さないから好機が生まれる。6試合で16得点。抜群の破壊力となって結実した。「成し遂げたことを誇りに思う」とFWルイス。約4万5000人で埋まった完全アウェーの雰囲気をはねのけ、8大会ぶりの頂点に立った。(林田晴樹)

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