大谷翔平、３試合ぶりの特大３５号２ラン…バックスクリーンへの１３７ｍ弾に確信の仁王立ち

３５号本塁打を放った大谷翔平（９日）＝ＡＰ

　【ロサンゼルス＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は９日（日本時間１０日）、本拠地ロサンゼルスでのパイレーツ戦に１番指名打者で出場し、三回に３試合ぶりの本塁打となる３５号２ランを放った。打球はバックスクリーンに突き刺さり、飛距離は４４８フィート（約１３７メートル）で、打球速度は１１３・９マイル（約１８３・３キロ）を記録した。

　三回一死一塁、先発右腕ケラーに対し、１ボール２ストライクからの４球目、真ん中低めのスライダーを振り抜いた。本塁打を確信したとみられる大谷は、高く上がった打球の行方を見つめたまま、打席で仁王立ち。そして、ゆっくりと走り出した。一塁を回ったところで左翼方向にある味方のブルペンに向かって右腕を突き上げた。