1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

小山直城、パリの夢舞台で苦戦…30キロ地点で30位

読売新聞 / 2024年8月10日 16時51分

パリ五輪男子マラソン、ベルサイユ宮殿前を走る選手(10日)=AP

 パリオリンピックは10日、男子マラソンが行われ、東京大会で6位入賞の大迫傑(ナイキ)、ともに初出場の小山直城(ホンダ)、赤崎暁(九電工)がゴールを目指した。

 トップ争いにからんだ赤崎、それを追う大迫に対し、なかなか見せ場が作れないのが小山だ。集団に埋没してしまい、浮上できずにいる。30キロ地点でトップから2分7秒遅れの30位だ。

 埼玉県日高市出身の28歳。「理系の勉強も頑張りたい」と、東京農業大で酒などの醸造科学を学んだ。ランナーとしては、大学時代はほぼ無名の存在。箱根駅伝を目指したが、チームは低迷期で2017年の学生連合4区で区間10位相当で走ったのが、唯一の箱根経験だった。

 昨年10月の箱根駅伝予選会では、母校が10年ぶりの出場を決め「励みになった」。その翌日に行われたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)、39キロ過ぎに4人の先頭集団を抜け出し、40キロからの急坂を力強く駆け上がった。見事に1位でパリ切符をつかみ、「パリオリンピックに出たいと思ったのがマラソンを始めるきっかけでもあったので、うれしい」と喜んだ小山。

 夢の舞台で必死に前を追う。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください