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「うれしいんですけど、うれしいだけじゃ足りない」…北口榛花が陸上競技20年ぶり金メダル

読売新聞 / 2024年8月11日 6時58分

陸上女子やり投げで金メダルを獲得し、日の丸を掲げて喜ぶ北口榛花(10日、サンドニで)=三浦邦彦撮影

 パリオリンピックの陸上は10日、女子やり投げ決勝が行われ、北口榛花(JAL)が65メートル80を投げ、金メダルを獲得した。陸上競技では2004年アテネ大会の室伏広治(男子ハンマー投げ)と野口みずき(女子マラソン)以来、20年ぶりの「金」となった。北口は「うれしいんですけど、うれしいだけじゃ足りない」と満面の笑みで語った。

 世界女王は1投目から全力だった。「他の選手にプレッシャーをかける」と気迫のこもった投てきで、65メートル80のシーズンベストをマークした。2位に1メートル87の大差をつける完勝だった。

 今シーズンの序盤は不調が続き、優勝後のインタビューでは「誰かが信じてくれなかったらここに立てなかった。誰が味方かわからなかったが、ずっと味方してくれる人がいてすごくありがたい」と言葉を詰まらせた。

 選手村では毎日、「夢の中で70メートルを投げていた」。来年に東京で開かれる世界選手権での達成を期待されると「えーもうちょっと前がいいです」と笑い、北口らしい表情を見せた。

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