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近代五種「馬術」、騎乗馬は直前に抽選・試乗わずか20分間のまさかのルール…「すごい馬だ」「もう怖い」と驚きの声

読売新聞 / 2024年8月11日 11時41分

抽選で選ばれた馬に騎乗し、障害物を飛越する佐藤=ロイター

 パリオリンピックは10日、近代五種の男子決勝が行われ、佐藤大宗(自衛隊)が1542点をマークし、日本勢初の表彰台となる銀メダルを獲得した。近代五種の馬術では、選手が騎乗する馬が直前に抽選で決められるというルールに、SNSでは驚きや納得の声が上がった。

 近代五種の馬術は、全長365メートルの馬場に配置された10個の障害物を所定時間内に飛越する形式で、減点法で採点される。選手が騎乗する馬は事前に提示されたリストから競技開始1時間前に抽選で決まる。リストには年齢や性別のほか馬の性格、むちなどの道具の使用可否などが記載されているが、統一されているわけではない。試乗はわずか20分間で、ほぼ初対面の馬と信頼関係を作ることが求められる。佐藤は決勝で馬術を減点なしの300点満点で通過し、日本勢初のメダルにつなげた。

 X(旧ツイッター)では、「乗る馬が当日抽選で決まるという鬼ルール」「抽選で割り当てられた初対面の人間を乗せて、すごい馬だなあ」「コンビで長く頑張ってきた!とかじゃなく本番抽選ってとこがもう怖い」と独特のルールに驚く声が相次いだ。一方、「抽選で当たったお馬さんと親交を深められてこそプロフェッショナル、という考えも一理ある」と納得する投稿もあった。

 東京大会ではドイツ代表コーチが馬を殴るなどして強い批判を受け、ロサンゼルス大会から近代五種の馬術は障害物レースに入れ替わることが決まっている。Xでは「近代五種でのメダルすごい。次から馬術なくなって障害物コースになるから、きっと選手層もガラッと変わるだろうし、歴史的にも大きなメダルだ」と、佐藤の偉業をたたえる声がみられた。(デジタル編集部)

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