女子マラソン、鈴木優花は首位から３秒差で折り返し…首周りを冷やしながら走る

パリオリンピック女子マラソンで、アフリカ勢らと集団で走る鈴木優花（左端）（１１日）＝ロイター

　パリオリンピックは１１日、陸上の女子マラソンが行われ、日本の鈴木優花（第一生命グループ）は折り返し地点で、先頭から３秒差。アフリカ勢に食らいついている。一山麻緒（資生堂）は先頭集団から２分以上、離された。（デジタル編集部）

　エッフェル塔の横を駆け抜けた１０キロ過ぎから、東京オリンピック金のジェプチルチル（ケニア）、世界記録保持者のアセファ（エチオピア）らが先頭集団で走り、鈴木は少し離されたが、１６キロ過ぎの上り坂でトップグループに追いついた。

　２０キロの手前で鈴木は落ち着いて給水し、首周りを冷やしながら走っていた。折り返し地点はトップと３秒差だった。アフリカ勢に食らいついている。一山は先頭から２分４秒差の５６位で折り返した。