女子マラソン、鈴木優花は３１キロ付近でアフリカ勢の先頭集団に追いつく

ベルサイユ宮殿を背景にレースを展開する女子マラソンの選手ら（１１日）＝ロイター

　パリオリンピックは１１日、陸上の女子マラソンが行われ、日本の鈴木優花（第一生命グループ）は３０キロ通過は８位だったが、３１キロ付近でアフリカ勢が形成する先頭集団に追いついた。（デジタル編集部）

　スローペースの序盤を経て、１０キロ過ぎからは優勝候補のアフリカ勢が先頭集団を形成した。上り坂でペースアップした鈴木は食らいつき、折り返し地点を先頭と３秒差で通過した。

　急こう配の２９キロ付近で鈴木は体を倒しながら懸命に走ったが、ケニア勢に少し離された。３０キロ地点は先頭から４秒差の８位通過だった。その後、３１キロ付近で再び、先頭集団に追いついた。一山麻緒（資生堂）は先頭集団から大きく離されている。