女子マラソン、鈴木優花３５キロ地点で先頭集団…赤崎暁からのスペシャルドリンクは落とす

先頭集団を走る鈴木優花（右から２人目）（１１日）＝ロイター

　パリオリンピックは１１日、陸上の女子マラソンが行われ、日本の鈴木優花（第一生命グループ）は３５キロ地点で、首位と０秒差。先頭集団でエチオピア勢に食らいついている。（デジタル編集部）

　急こう配の上りを終えた３０キロ地点で鈴木は先頭集団から少し遅れたが、３１キロ付近で再び追いついた。３２キロ地点で氷を取った鈴木は首や腰を冷やしていた。３３キロ過ぎ、東京オリンピック金のジェプチルチル（ケニア）が遅れ始めた。

　世界記録保持者のアセファ（エチオピア）らが先頭で引っ張り、３５キロ地点で鈴木はトップから０秒差の５位。先頭集団で通過した。給水地点に駆けつけ、声をかけた赤崎暁からのスペシャルドリンクは落としてしまったが、直後に別の場所でペットボトルを取り、給水した。