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大社の応援席に32年前に甲子園出場の先輩たち…当時のエース「力を出し切ってくれた」

読売新聞 / 2024年8月11日 17時44分

甲子園に出場した32年前の野球部員が応援に駆けつけた。当時の主将(故人)の写真も試合を見守った

 大社のアルプスには、32年前に甲子園出場を果たした野球部の3年生10人が応援に駆けつけた。当時のエースで、現在は外部コーチとして後輩たちを指導する大内秀則さん(49)は「自信を持って、力を出し切ってくれた」と63年ぶりの勝利をかみしめた。

 2年前から仕事が休みの日などに現在のチームの練習を手伝い、投手を中心に技術面だけでなく、精神面も指導してきた。それだけに、チームが県予選で優勝した時は、バックネット裏で泣き崩れたという。

 甲子園の先輩としては、大観客に圧倒され、思い通りの投球ができなかった経験も伝えた。「地方大会とはまるで別物。調整に工夫が必要」とアドバイス。投手陣には「ピンチの時は一人じゃない。周りが助けてくれる。仲間を信じて投げろ」と言葉をかけたという。

 この日は、2006年に31歳の若さで亡くなった当時の主将、三原弘之さんの写真も試合を見守った。選抜準優勝校を相手に堂々としたプレーを見せた後輩たちの頼もしい姿に、「本当に成長した。すごい。天国の三原も喜んでいると思う」と喜びに震えていた。

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