海岸を家族で散歩中の４５歳女性、沖に流され死亡…北海道・木古内

　１１日午前１０時３５分頃、北海道 木古内 （きこない）町新道の海岸で、北斗市、無職女性（４５）が沖に流された。女性は駆けつけた消防隊員に引き上げられたが心肺停止の状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。

　道警木古内署の発表などでは、女性は当時、家族で海岸を散歩していた。子どもを波打ち際から離そうとした際、波にさらわれたとみられる。消防が駆けつけた際、女性は２０～３０メートル沖合を漂っていたがボートが出せず、波に押し戻されたところを引き上げたという。

　札幌管区気象台によると、現場周辺の海は台風５号の北上により、うねりを伴う波の高い状況だった。