創成館４番の上田優吾の母・由紀さん「次はチャンスで打つと信じている」

大きな声でエールを送る上田選手の母・由紀さん（甲子園球場で）

　第１０６回全国高校野球選手権大会第５日の１１日、第４試合に登場した創成館のアルプス席では、福岡市から駆けつけた４番打者・上田優吾選手の母・由紀さん（４７）が声援を送っていた。

　背番号「１３」だった長崎大会は３回戦で決勝打を放つなど活躍し、優勝に貢献した。全国選手権では背番号「３」をつけることになり、大会前にユニホームの写真とともに、「もらったよ」と報告のメッセージが届いたという。

　「この舞台に連れてきてもらって幸せだ」と目を潤ませ、甲子園の打席に立つ息子に優しいまなざしを向けた由紀さん。この日は無安打に終わったが、「次はチャンスで打つことを信じている」と期待していた。