1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

阿波おどり開幕、選抜600人が一糸乱れぬ踊り…南海トラフ臨時情報受け会場に避難誘導図

読売新聞 / 2024年8月11日 20時27分

ステージで踊る有名連の踊り手たち(徳島市で)

 徳島市の阿波おどりが11日、開幕した。南海トラフ地震の臨時情報を受け、会場に避難誘導図を掲示するなど、地震を警戒しながらの異例の開催となった。

 初日のこの日は、市内のホールで、技量の高い踊り手グループ「有名連」から選抜された約600人が踊りを披露。一糸乱れぬ動きを見せ、会場を沸かせた。

 主催する実行委員会は、観客席のブロックごとの避難経路を示した避難誘導図を会場出入り口や踊り手の控室に掲示。開演前や公演の合間には会場内のスクリーンに誘導図を映し出し、3階が避難場所になっていることをアナウンスした。

 初日は屋内会場のみでの開催だが、12~15日は5か所ある屋外演舞場や広場などで行われる。同委と市は各会場に緊急避難場所などを示す地図50枚を貼り、公式サイトでも公開している。

 三重県桑名市から来た会社員の女性(60)は「徳島市内に住む娘と地震や津波が起きた場合の避難場所を事前に話し合っていたので、不安はなかった」と話し、踊り手として出演した徳島市の看護師の女性(30)も「12日以降の演舞場の避難経路も確認している。練習の成果を発揮し、お客さんに楽しんでもらいたい」と語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください