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清岡幸大郎、幼なじみの桜井つぐみに「勝って俺にプレッシャーかけて」…そろって「金」の快挙

読売新聞 / 2024年8月11日 20時26分

レスリング男子フリースタイル65キロ級で優勝し、喜ぶ清岡幸大郎(11日、パリで)=関口寛人撮影

 11日に行われたパリオリンピックのレスリング男子フリースタイル65キロ級決勝でイラン選手を破り、金メダルに輝いた清岡幸大郎(23)(三恵海運)。日の丸を背に喜びを爆発させるととも、会場で声援を送った関係者の元を次々と訪れ感謝の思いを伝えた。

 試合後のインタビューでは「この金メダルだけでは返しきれないと思うが、ここまで支えて、声をかけてくれた方々に、ありがとうございましたという気持ち。こういう結果で少しでも恩を返すことが出来たのかなと思う」と声を弾ませた。

 第1ピリオドで相手を回転させ連続得点、10―1と大量リードすると、第2ピリオドは2失点だけで逃げ切った。「後半開始から攻めてテクニカルスペリオリティー勝ちするつもりだったが、そこまで簡単な相手ではないので。最初に気持ちで攻めてポイントを取ることが出来たので、それが後半にも生きたと思う」と振り返った。

 幼なじみという女子57キロ級「金」の桜井つぐみ(育英大助手)とのエピソードも紹介。「先に(桜井が)試合することは決まっていたので、勝って俺にプレッシャーをかけてくれと伝えたし、いい方向に力に変えて、試合に臨むことが出来た。いい関係でここまで来て、2人で金メダルを取ることが出来た。この後は高知県でずっと教えてくださった先生や母親に金メダルをかけてあげたい」と続けた。

 そして、「(表彰式では)一緒に高く上がった日の丸を見つめていろいろ会話をしたいなと思う」と2022年12月に48歳で急逝した父義雅さんに思いはせた。

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