1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

レスリング女子76キロ級、鏡優翔が「金」…女子は全6階級でメダル

読売新聞 / 2024年8月11日 21時27分

レスリング女子76キロ級決勝で米国の選手(左)を破って金メダルを獲得した鏡優翔(11日、パリで)=関口寛人撮影

 パリオリンピックのレスリングは最終日の11日、女子76キロ級の決勝が行われ、昨年の世界選手権金メダルで初出場の鏡優翔(22)(サントリー)がケネディアレクシス・ブレーデス(アメリカ)を破り金メダルを獲得した。オリンピックでは日本女子最重量級で初となる金メダル。レスリングは今大会、連日金メダルを獲得してきたが、この日の男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎(23)(三恵海運)の「金」も含め、最終的に8個まで伸ばした。

 鏡は10日、1回戦でエクアドル選手を、2回戦で2022年の世界選手権「金」のヤセミン・アダルイギト(トルコ)を破り、準決勝では昨年の世界選手権「銅」のタティアナ・レンテリア(コロンビア)を退けていた。

 この日、鏡はにこやかな表情で入場。気合が入った表情でマットに立ち決戦に挑んだ。第1ピリオド、鏡が先制したが、直後に相手に場外まで追いやられ1-1の同点に追いつかれた。

 第2ピリオド、鏡は力勝負に行くが、相手も簡単には外に出ない。それでもタックルから2点を加えた。最後しのいで金メダル獲得。

 昨年9月の世界選手権に優勝しパリ切符をたぐりよせた。女子最重量級で世界の頂点に立ったのは2003年の浜口京子(当時は72キロ級)以来、20年ぶりだった。先輩選手らが苦しんだ壁を乗り越え、「重量級は勝てないと言われ続けて、そんなの絶対に取っ払ってやろうと思ってきた。たくさんの重量級の選手の思いを背負って頑張った」と胸を張った。

 このオリンピックでも臆することなく、相手を攻める姿が目だっていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください