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ゴルフ・山下美夢有「やっぱりメダル取らないと」…最終ラウンドでスコア伸ばせず4位

読売新聞 / 2024年8月11日 23時44分

女子最終ラウンド、ショットを放つ山下美夢有(10日)=上甲鉄撮影

 パリオリンピックのゴルフは10日にパリ郊外のゴルフ・ナショナル(6374ヤード、パー72)で女子の最終ラウンドが行われた。3位から出た山下 美夢有 みゆうは5バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの73で通算6アンダーの4位だった。前回東京大会で銀の稲見萌寧に続く日本勢2大会連続メダルはならなかった。

 首位から出たリディア・コー(ニュージーランド)が通算10アンダーで五輪初制覇。笹生優花は2バーディー、6ボギー、3ダブルボギーの82と崩れ、通算17オーバーの54位だった。

 山下の手から、メダルがこぼれ落ちた。一時は優勝争いを演じながら、スコアを伸ばせず、最終ラウンドは1オーバー。最終的に4位となり、「やっぱりメダルを取らないと……」と言葉を詰まらせた。

 2連続ボギーの後、バーディーで一つ戻して迎えた9番パー5でつまずいた。2オンを狙って外し、その後のアプローチがグリーンをオーバーしてダブルボギー。「刻んだ方がバーディーを取れるかなと(前日までの)3日間プレーしたけど、最終日は欲が少し出てしまった」。終盤もバーディーを奪った直後の16番パー3で1打目を池に入れてダブルボギーをたたくなど最後まで波に乗れず、銅メダリストに1打及ばなかった。

 国内ツアーでは昨季、2年連続年間女王となった山下。海外のコースに苦戦していたが、対応力がついた今季は6月の全米女子プロ選手権で2位に入るなど、上位争いに食い込む大会も増えつつある。

 山下はホールアウト後、「ちょっと今は何も考えられない」と涙をこらえながら言った。まだ、23歳。初の五輪の悔しさを晴らす機会は、必ず巡ってくる。

(平地一紀)

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