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卓球の女子団体「銀」…早田ひなのすっきりした表情、中国との総合力の差思い知らされた結果

読売新聞 / 2024年8月12日 3時45分

女子団体で銀メダルを獲得した日本の(左から)平野美宇、早田ひな、張本美和=池谷美帆撮影

 パリオリンピックの卓球は10日に競技が終了し、同日の女子団体決勝に臨んだ日本は、中国に0―3の完敗で銀メダルだった。メダル獲得は、2012年ロンドン五輪の銀、16年リオデジャネイロ五輪の銅、21年東京五輪の銀を合わせて4大会連続。中国は、団体戦が始まった08年北京五輪から5連覇となった。

対応の早さ実感

 「(左腕の)けがのことを忘れて本気で楽しめた。負けて悔しい部分はあるけれど、最後までやり切れた」。第1試合のダブルスに出場した早田ひな(日本生命)が戦いを振り返った。すっきりした表情は王国・中国との総合力の差を思い知らされた結果でもあった。

 早田と張本美和(木下グループ)で臨んだダブルスは第5ゲームまで持ち込み、9―5とリード。しかし勝ちを意識したか、早田のプレーに迷いが見え始める。一気に逆転されて、この試合を落とし、続くシングルスの2人も連敗した。

 今年2月の世界選手権団体戦は中国に2勝3敗の惜敗で銀。ただ、平野美宇(同)は「中国は、本当に対応が早い。『近づいたな』と思ったら、またさらに上を行かれる」と言う。張本は「本当に遠いなと感じるが、努力し続ければ必ず超えられる」。また、新たな挑戦の日々が始まる。(杉野謙太郎)

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