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ローイング男子かじ付き4人スカル…京都工学院が準決勝に、漕ぎ手から転身の司令塔がチーム導く

読売新聞 / 2024年8月12日 8時16分

京都工学院の木下選手(右)

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は11日、ハンドボール、ボクシング、ローイング(ボート)、柔道の4競技が、福岡、佐賀、長崎、大分の4県で行われた。府勢は、ローイング男子かじ付き4人スカルで京都工学院が準決勝に進出した。

司令塔クルー導く 京都工学院 木下大翔選手

 終盤の750メートル付近で声をかけた。「ここ攻めるぞ!」。 ぎ手4人が即座に反応し、スピードを上げる。先頭チームを猛追し、2着で準決勝進出を決めた。

 1年の冬まで漕ぎ手だった。しかし、ハードな練習についていけず、力の差を感じて中途退部が頭をよぎった。その頃、顧問から勧められたのが、かじを操作する司令塔「コックス」。要所を見極めて漕ぎ手に声をかけ、クルーを導く重要な役割だ。

 チームにコックスは少なく、仲間に「どんな声かけが欲しいのか」と尋ねたり、大学生のコックスのかけ声が録音された動画を見たりして研究してきた。クルーのリーダー・晴佐久竜志選手(3年)は「レース中のしんどい時でも、冷静に声をかけてくれる」と信頼を寄せる。

 チームはこの種目で2022年は3位、23年は2位。「3、2ときているので気持ちよく終わりたい。準決勝では焦らずに、決勝に向けて万全に臨む」と意気込んだ。

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