リネール「あこがれの野村忠宏さんに並べた」、レデッキー「ハッピー８００ｍデー台無しにできなかった」…海外選手の言葉

リネール

　パリオリンピックは１１日、閉幕した。海外選手の印象的な言葉を紹介する。

柔道男子１００キロ超級で２大会ぶり３度目の優勝を果たしたテディ・リネール（仏）「もし三つ目の金メダルを取れば、柔道の歴史に名を残すことになると思っていた。あこがれの野村忠宏さんに並ぶことができた。きょうのように完璧なオリンピックを迎えられてうれしい」

競泳女子８００メートル自由形で４連覇を達成し、通算９個目の金メダルを獲得したケイティ・レデッキー（米）「８月３日は２０１２年ロンドン大会の８００メートル自由形で初優勝した記念日で、いつもカレンダーに『ハッピー８００メートルデー』と丸を付けていた。だから今日（８月３日）を敗退で台無しにすることはできなかった。一年、一年を重ねてここまで来た」

テニス男子シングルスの２回戦で敗退したラファエル・ナダル（スペイン）「（歴代最多となる１４度優勝の全仏オープンの会場でのプレーに）この場所でプレーできることは特別なこと。（観衆は）僕を特別な存在に感じさせてくれる。これ以上に幸せで誇りに思うことはない」