イスラエルがガザ南部で攻撃続行、少なくとも１８人死亡…「人道地域にハマス潜伏」と主張

　【エルサレム＝作田総輝】イスラエル軍は１２日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで軍事作戦を実施し、ロイター通信によると、少なくとも１８人が死亡した。１０日の学校への空爆で１００人以上が死亡し、イスラエルは非難を浴びているものの、攻撃を続行している。

　ハンユニスでは、イスラエル軍が安全だとしてきた「人道地域」にイスラム主義組織ハマスの戦闘員が潜伏していると主張して、指定地域の一部に退避勧告を出し、部隊を展開している。

　ガザ保健当局によると、昨年１０月の戦闘開始以降の死者数は１２日現在、３万９８９７人に上っている。