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能登被災地で初のお盆、倒れた墓石やシートで覆われた墓にお供え…「自分のことで手いっぱい」

読売新聞 / 2024年8月13日 20時9分

 能登半島地震の被災地は13日、地震後初めての盆の入りを迎えた。激しい揺れの爪痕が残る石川県輪島市の市営墓地では、次々と住民らが訪れ、倒れた墓石やブルーシートで覆われた墓の前に花や線香を供えた。

 市中心部の高台にある市営墓地では、約2000基の墓のほとんどで、家の名が刻まれた 棹石 さおいしが倒れたり、墓石が欠けたりした。地震後初めて訪れた同市の自営業の男性(71)も両親の墓の棹石が崩れた。「早く直したいけど、自分のことで手いっぱいだった」と振り返った。

 同県能登町の石材店「番谷石材」にはこれまで約150件の修理依頼が寄せられている。番谷豊社長(47)は「お盆までにという要望も多かった」が、対応できるのは1日に4、5件が限界という。2~3年先まで予定が入っている業者もおり、墓地の復旧にも時間がかかる見通しだ。

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