彦根東高の吹奏楽部、滋賀学園アルプス席で応援…「今度は私たちの番」

「選手の力になれるなら」と演奏を指揮する北川教諭

　第１０６回全国高校野球選手権大会第７日の１３日、第４試合に登場した滋賀学園のアルプス席では、同校ジャズオーケストラ部と、彦根東高校（滋賀県彦根市）吹奏楽部の部員らも加わった約１００人が応援の演奏に取り組み、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が卒業した強豪を破る選手らの活躍を後押しした。

　彦根東２年の花本穂づみ部長は「彦根東が甲子園に出場した時、滋賀学園に応援しに来てもらった。今度は私たちの番」と力を込めた。

　甲子園出場が決まった後、滋賀学園ジャズオーケストラ部顧問の北川和哉教諭（３６）は、「気分を上げて選手たちが戦えるように」と選曲を工夫。好機の場面は陽気なリズムの曲を演奏し、選手らを勢いづけた。