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能登地震影響で開設中止の海水浴場、男性2人が流され救助される…内灘町「今年は利用控えてほしい」

読売新聞 / 2024年8月14日 7時6分

例年であれば町営内灘海水浴場となる海岸(内灘町で)

 石川県内灘町の内灘海岸で13日、いずれも20歳の遊泳中の男性2人が沖に流され、サーファーらに救助された。2人にけがはなかった。同所には例年、町営内灘海水浴場が開設されるが、今年は能登半島地震の影響で開設されていない。町は「今年は利用を控えてほしい」と注意を促している。

 同町は元日の地震の復旧、復興の業務を優先するために、海水浴場の開設を中止。開設には監視員の委託や海水浴エリアを囲む「うき」の手配などが必要となるが、人手を割けなかったという。現在は防災無線などで、開設中止のアナウンスをし、海岸を巡回している。

 13日には男性2人が沖に流され、サーファー4人と水上バイクに乗った男性に救助された。原因は沖へ向かう強い水流「離岸流」とみられる。

 救助された男性は「大きい波が来て、ぐっと奥まで引き寄せられた。泳ごうとしても足が届かず、戻ろうと思っても戻れなかった」と話した。

 金沢海上保安部は、監視員が配置され、海水浴場として開設されている場所を利用し、波が高い日は遊泳を控えるよう呼びかけている。

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