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ハンドボール女子、昭和学院が因縁の相手の猛追逃げ切り2年ぶりV…「裏の裏をかく攻撃」を意識

読売新聞 / 2024年8月14日 5時0分

ハンドボール女子で優勝した昭和学院の選手たち

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は13日、新たにセーリング(ヨット)が始まり、福岡、佐賀、大分、和歌山の4県で、ハンドボール、柔道、ボクシングの計4競技が行われた。

 千葉県勢は、ハンドボール女子で昭和学院が2年ぶりの優勝を飾った。ボクシング男子では、いずれも習志野の片岡雷斗選手がフライ級で、中崎太相羅選手がウエルター級で優勝。柔道女子48キロ級では、木更津総合の若林美優選手が準優勝した。

意表をつく攻撃で雪辱果たし笑顔…加藤主将

 「ホッとした」。ハンドボール女子決勝で試合終了のブザーが鳴り響くと、2年ぶり2度目の総体制覇を決めた昭和学院の加藤真央主将(3年)は、素直にそう感じていた。

 決勝の相手は、昨年の総体、今年の選抜大会とそれぞれ決勝で敗れた因縁の相手、白梅学園(東京)。先制点を奪われて一進一退の攻防が続いたが、前半終盤に5連続得点でリードを奪った。後半に1点差まで詰め寄られたものの、猛追を逃げ切った。

 準優勝だった選抜の反省を生かし、どの位置からでもシュートを狙えるように、攻撃パターンを増やして臨んだ。相手に警戒されることも念頭に置き、「裏の裏をかく攻撃」を意識した。

 試合後、雪辱を果たせたことについて「うれしい。チーム全員で勝ち取った勝利」と笑顔で振り返った。

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