大谷翔平、２試合連続の本塁打でナ・リーグランキングトップ…２位のオスナに２本差つける

三回に３７号本塁打を放った大谷翔平＝ＡＰ

　【ミルウォーキー（米ウィスコンシン州）＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は１３日（日本時間１４日）、６月２５、２６日以来、約１か月半ぶりとなる２試合連続の本塁打となる３７号ソロを放った。１番指名打者で出場した敵地ミルウォーキーでのブルワーズ戦で、５打数１安打１打点。チームは７―２で快勝し、５連勝を飾った。

　大谷はナ・リーグ本塁打ランキングトップで、２位のオスナ（ブレーブス）に２本差をつけた。８月は月間打率１割９分１厘と低迷しているものの、放った９安打のうち、半分以上の５本が本塁打で、持ち味の長打力を存分に発揮している。

　三回二死、２０２１～２２年にソフトバンクで通算８勝を挙げた右腕レイが投じた真ん中のスプリットを振り抜き、右中間スタンドに運んだ。飛距離は４１３フィート（約１２６メートル）を記録した。

　８月３日に２本の単打を放った後、二塁打、本塁打、本塁打、三塁打、本塁打、本塁打と６連続で長打となっている。ロバーツ監督は「ボールを高く上げるスイングをするので、とらえれば、打球は飛んでいく。低めを振って、ゴロになることは求めていない。（長打が続くのは）ショウヘイにとって、いいことだ」と評価していた。