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ガザの学校空爆で100人以上犠牲、国連安保理全15理事国が非難や懸念表明…イスラエルは反発

読売新聞 / 2024年8月14日 17時19分

13日、国連安保理の緊急会合で発言する米国のトーマスグリーンフィールド国連大使(右)=ロイター

 【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は13日、パレスチナ自治区ガザ北部の学校を標的としたイスラエル軍の10日の空爆を受け、緊急会合を開いた。空爆によって女性や子供ら100人以上が犠牲となり、全15理事国が非難や懸念を表明し、即時停戦を求めた。イスラエルは反発し、攻撃を正当化した。

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の高官は会合で、ガザで避難所となっている学校への空爆が7月4日以降少なくとも21回に及ぶと報告し、「女性や子供ら多くの民間人が犠牲になっている」と指摘した。

 イスラエルを擁護してきた米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使も「深く懸念する」と表明した。複数の理事国が空爆を「極悪非道な行為だ」(中国の 傅聡 フーツォン国連大使)などと激しく非難した。

 これに対し、イスラエルのギラド・エルダン国連大使は空爆がイスラム主義組織ハマスの司令部を狙ったものだと反論した。その上で、「ハマスは民間人を盾にしている。我々は民間人の犠牲を最小限に抑えるためにあらゆる手段を講じている」と主張した。

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