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西日本短大付のアルプス席、サッカー少年から甲子園球児への「夢」に寄り添った母が「格好良かった」

読売新聞 / 2024年8月14日 19時25分

奥選手の活躍を見守るさおりさん

 第106回全国高校野球選手権大会第8日の14日、第4試合に登場した西日本短大付のアルプス席では、福岡県糸島市から駆けつけた奥 駿仁 はやと選手の母さおりさん(48)が声援を送った。

 奥選手は幼い頃、サッカー少年だったが、小学4年から野球を始め、将来の夢が甲子園球児になった。

 さおりさんは、仕事帰りで疲れていても毎日のように、自宅での自主練習に付き合った。砂が入ったボールを様々な角度から投げ、奥選手は自宅の壁に向かって打ち込み、ミート力を鍛えた。二人三脚の特訓は中学卒業まで続いた。

 福岡大会が始まる前、さおりさんは、ボールを打ち込んだ跡が残る自宅の壁の写真をLINE(ライン)で送った。甲子園出場が決まるとLINEが届いた。「お母さん、ありがとう」

 先頭打者の奥選手はこの日、安打を放ち、3回戦進出に貢献した。さおりさんは「持ち味の足を生かしたプレーも光っていた。格好良かった」と誇らしげだった。

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