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南海トラフ臨時情報、高知県内の宿泊キャンセル9456人…「よさこいやお盆で満室の時期なのに」

読売新聞 / 2024年8月15日 13時30分

 高知県旅館ホテル生活衛生同業組合は、南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)が発表された後の宿泊・宴会のキャンセル調査集計(13日午後3時現在の速報)を発表した。9~18日の10日間で、少なくとも9456人の宿泊キャンセルが確認された。

 高知県内の189施設を対象に調査を実施。70施設から回答があった。

 宿泊キャンセルに伴う売り上げ減額は1億4346万円。宴会のキャンセルは162人で、売り上げ減額は94万円。宿泊と宴会を合わせると9618人で、売り上げ減額は1億4440万円に上っている。

 組合によると、日向灘で起きた地震を受け、宿泊施設には予約客から影響を確認する問い合わせも相次いだといい、担当者は「本来ならよさこい祭りやお盆で高知市内を中心に満室になる時期。被害は甚大だ」と話した。

 高知市鷹匠町のホテル「三翠園」では8月中で、既に約700人の宿泊キャンセルが出ているという。担当者は「新型コロナウイルス5類移行以来、これだけキャンセルが出ることはなかったので、正直驚いている。今年はお盆の暦もよく、6月には満室になっている日もあっただけに、大きな痛手」と語った。

県内避難所開設最多時で113か所

 南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)の発表を受け、高知県内で開設された避難所は最大で100か所を超えていたことが14日、県のまとめで分かった。

 県災害対策本部によると、開設された避難所は最も多い時で計113か所。避難者は最多時で63人だった。

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