1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 政治

「水面下の交渉がリセット」「時間がない」…岸田首相の退陣表明受け、拉致被害者家族ら

読売新聞 / 2024年8月14日 21時58分

今年3月、家族会の横田拓也代表(左から3人目)らから、今後の運動方針を記した文書を受け取った岸田首相(同2人目)

 岸田首相は、北朝鮮による拉致問題を「政権の最重要課題」に掲げ、「首相直轄のハイレベル協議」を進めると訴えた。被害者家族が高齢化するなか、「時間的制約のある問題」とも語り、進展に期待が高まっていただけに、関係者からは落胆の声が漏れた。

 拉致被害者家族会の代表で、横田めぐみさん(拉致当時13歳)の弟・拓也さん(55)は、「水面下の交渉がリセットとなることは、残された拉致被害者がさらにつらい時間を過ごしていくことになり、残念だ」とのコメントを出した。

 有本恵子さん(拉致当時23歳)の父・明弘さん(96)は岸田首相について「リーダーシップを十分に発揮できなかった印象だ」と述べ、次の首相に対し、米国や韓国との一層の協調を求めた。

 拉致被害者の曽我ひとみさん(65)は、「被害者の全員帰国が果たされていないことは残念でなりません」との談話を発表し、「時間がありません」と強調した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください