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台風7号が東日本に接近の恐れ…16日は東海道新幹線が東京―名古屋間で計画運休、羽田・成田発着の国内線欠航も

読売新聞 / 2024年8月14日 22時19分

 日本の南の海上にある台風7号は14日、小笠原諸島に接近した。発達しながら北上するとみられ、16日から17日頃にかけて、暴風域を伴って強い勢力で東日本や東北に接近する恐れがある。気象庁は暴風や高波、土砂災害などへの警戒を呼びかけている。

 台風7号の影響で、JR東海は14日、東海道新幹線の東京―名古屋間の上下線で16日の終日、運転を取りやめると発表した。名古屋―新大阪間は、大幅に運転本数を減らし、全車自由席(グリーン車を除く)で運転する。

 JR東日本の東北・上越・北陸・山形・秋田の各新幹線は、16日昼頃から夜にかけて運転の取りやめや大幅な遅れが出る可能性がある。

 関東エリアの在来線は、16~17日に運休や行き先変更、遅れが出る可能性がある。東急電鉄の各線や小田急線も、計画運休などを行う場合があるとしている。

 空の便では、全日空が16日の羽田、成田発着の国内線280便の欠航を決めた。日本航空も、羽田、成田発着の国内線191便を欠航する。

 高速道も16日以降、一部区間で通行止めとなる可能性がある。中日本高速道路や東日本高速道路によると、14日現在で可能性があるのは新東名高速、中央道、圏央道、東関東道、常磐道などの一部区間。

 気象庁によると、16日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、関東南部で300ミリ。16日に陸上で予想される最大瞬間風速は、関東で45メートル。

 台風は14日午後9時現在、小笠原諸島・父島の西北西約100キロを時速20キロで北北東へ進んでいる。中心気圧は975ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は30メートル。

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