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ウクライナ軍、ロシア西部で74の集落制圧を報告…越境攻撃の目的「国民の命を守りたいだけだ」

読売新聞 / 2024年8月15日 0時34分

 ウクライナ軍がロシア西部クルスク州で続けている越境攻撃について、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日、「我々はさらに成果を上げている」とSNSで発表した。ゼレンスキー氏は13日には「次の重要な段階」に向けた準備を軍に指示しており、越境攻撃を継続する構えだ。

 オレクサンドル・シルスキー軍総司令官が13日にゼレンスキー氏に行った報告によると、ウクライナ軍は74の集落を制圧し、活動地域を拡大している。「次の重要な段階」の詳細は公表されていない。露側は12日、28の集落がウクライナ側に奪われたと発表していた。

 英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」によると、ウクライナ外務省報道官は13日、越境攻撃の目的について「領土の獲得には興味がない。国民の命を守りたいだけだ」と強調した。今夏だけでクルスク州からウクライナ北東部スムイ州に向けて2000発以上の砲撃などがあり、攻撃を防ぐために国境地域の掌握が必要だと説明した。

 ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府顧問はX(旧ツイッター)で、米欧が消極的とされる露領内へのミサイル攻撃を解禁するよう求めた。

 一方、露国防省は14日、クルスク州や隣接するベルゴロド州など露西部で117機の無人機を撃墜したと発表した。タス通信によると、ベルゴロド州知事は14日、ウクライナ軍による脅威が高まっているとして、州の非常事態を宣言した。

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