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台風7号北上、あす強い勢力で関東に接近の見通し…最大瞬間風速45m予想で交通網に大幅な乱れ

読売新聞 / 2024年8月15日 12時0分

 強い台風7号は15日午前、小笠原諸島の近海を発達しながら北上した。16日には、暴風域を伴って強い勢力で伊豆諸島や関東に接近する見通しだ。気象庁は「大雨による災害の危険度が高まる恐れがある。暴風や高波にも厳重に警戒してほしい」と呼びかけている。

 同庁によると、16日正午までに予想される24時間降水量は、関東甲信と伊豆諸島で200ミリ。17日正午までは関東甲信200ミリ、伊豆諸島100ミリ。16日に陸上で予想される最大瞬間風速は、関東で45メートル。

 台風の影響で、交通網は大幅に乱れる見通しだ。お盆休みのUターンラッシュと重なるため、JRなどは旅程の変更などの検討を呼びかけている。

 JR東日本は15日、東北・上越・山形の各新幹線で16日午前11時頃から最終までの間、上下線計20本を計画運休すると発表した。北陸・秋田の各新幹線でも運休や遅れが生じる可能性がある。

 JR東海によると、東海道新幹線は、16日の東京―名古屋間の運転取りやめに続き、17日も設備点検の状況などにより、始発から大幅な遅れや一部列車の運休、運転の見合わせが発生する可能性があるとしている。同社は輸送力を確保するため、15日に東京―新大阪間の上下線で臨時ののぞみ計8本を運行。「今後の天候情報や運行状況に注意しつつ、旅程の変更などを検討してほしい」と呼びかけている。

 JR東京駅の窓口では15日午前、切符を払い戻しする人や変更する人が列を作った。同日から友人と、三重県伊勢市を旅行する予定だったという東京都墨田区の女性会社員(28)は「約3か月前から計画していたので残念。台風は仕方ないので、諦めるしかない」とがっかりした様子で、新幹線の切符を払い戻していた。

 気象庁によると、台風は15日午前9時現在、小笠原諸島・父島の北北西約300キロを時速20キロで北へ進んでいる。中心気圧は970ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は35メートル。

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