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ウクライナ、越境攻撃中のロシア西部に人道回廊の設置発表…状況監視の国際人権団体受け入れも

読売新聞 / 2024年8月15日 13時48分

 ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃を巡り、ウクライナのイリナ・ベレシュチュク副首相は14日、住民が避難するための人道回廊を設けるとSNSで発表した。民間人の被害を抑えるため、国際法に基づいた対応を取っていると強調する狙いがあるとみられる。

 ベレシュチュク氏によると、回廊はロシア方面とウクライナ方面の双方に設置され、区域内では人道救援物資などを配布する。現地の状況を監視する国際人権団体を受け入れるという。

 ロイター通信によると、ウクライナ軍は14日、露西部クルスク、ニジニーノブゴロド、南部ボロネジ各州の露空軍基地計4か所を狙った過去最大規模の無人機攻撃を行った。ウクライナへの攻撃を妨害するのが目的で、燃料や弾薬を標的とした。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日夜のビデオ演説で、無人機による「正確な攻撃」を実施したと明らかにした。一方で、大きな成果を上げるにはミサイルの使用が欠かせないと指摘し、パートナー国の「大胆な決断」を求めた。米欧が供与した長距離ミサイルによる露国内への攻撃は、ロシアを過度に刺激する恐れがあるとして慎重論が根強い。

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