1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

最低気温28度の大阪で大規模停電、エアコン停止し窓全開でしのぎ「もう起こらないようにして」

読売新聞 / 2024年8月15日 15時25分

電光掲示板の表示が消えたままの中、電車の運転再開を案内する駅係員(15日午前、大阪市都島区の京阪京橋駅で)

信号機も停止、京阪電鉄やJRは一部運休

 15日午前4時頃、大阪市と大阪府守口市で大規模な停電が起きた。関西電力送配電によると、最大約24万4600軒に上り、午前7時45分頃に復旧したが、京阪電鉄やJRの一部区間で運休するなどの影響が出た。関西電力送配電は「原因は調査中」としている。

 停電が起きたのは大阪市北区や中央区、城東区など市内中心部から東部にかけての9区と守口市の一部。

 京阪電鉄では、城東区内の変電所に電力が供給されなくなった影響で、京阪本線の淀屋橋―京橋駅間と中之島線全線で始発から運転を見合わせた。午前8時30分頃に運転を始めたが、上下84本が最大95分遅れ、約3万人に影響した。

 京阪京橋駅(都島区)では、運転再開後も改札口の電光掲示板の表示は消えたままで、駅員が拡声機で乗客を案内していた。

 JR西日本でも、大阪環状線や東西線などの一部で運休や遅れが発生し、約2万5000人に影響した。

 また、大阪府警によると、少なくとも140基の信号機が停止し、警察官が手信号で交通誘導した。停電による事故や渋滞はなかったという。

 この日の大阪市の最低気温は28・2度(午前6時51分)。大阪市城東区の無職男性(80)は停電で自宅のエアコンが停止し、窓を全開にして暑さをしのいだといい、「もう起こらないように対策してほしい」と話していた。

 同区のコンビニエンスストアでは、冷気が残る冷凍庫に食料品を移動させるなどした。男性店長(50)は「思ったより被害は少なかったが、牛乳などは捨てることになった」と話していた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください