早稲田実アルプス、優勝した２００６年の捕手・白川英聖さんが熱い視線…斎藤佑樹投手とバッテリー

後輩たちに声援を送った白川さん（１５日、甲子園球場で）＝次井航介撮影

　第１０６回全国高校野球選手権大会第９日の１５日、第３試合に登場した早稲田実のアルプス席には、２００６年夏の全国優勝捕手、白川英聖さん（３６）が後輩たちのプレーに熱い視線を送った。

　早稲田実は当時、夏３連覇を目指した駒大苫小牧との決勝引き分け再試合を制し、夏の初優勝を高校球史に残る名勝負で飾った。白川さんは、投手の斎藤佑樹さんが空振り三振で仕留めた優勝の瞬間を鮮明に覚えているという。１回戦に続いてこの日も応援に駆けつけ、「自分たちのやってきたことを信じてプレーすれば大丈夫。ここまで過ごしてきた濃密な時間を忘れずに力を出し切ってほしい」と期待を寄せた。