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ウクライナ越境攻撃、ロシア軍が侵略部隊の一部を露西部に移動…国内防衛を意識か

読売新聞 / 2024年8月15日 21時56分

 米紙ニューヨーク・タイムズは14日、ウクライナによるロシア西部クルスク州への越境攻撃を受け、ウクライナを侵略している露軍が部隊を再編し、一部が露西部への移動を始めたと報じた。

 ウクライナ側には越境攻撃で露軍に国内防衛を意識させ、ウクライナでの戦況を好転させる狙いがあるとされる。同紙は複数の米当局者の話として、露軍が歩兵部隊をウクライナからクルスク州に移動させていると報じた。

 ウクライナ軍報道官も13日、露軍が南部ザポリージャ、ヘルソン両州の部隊を露国内に再配置したと明らかにした。ただ、規模は比較的小さく、戦況への影響は限定的とみられる。

 ウクライナ軍の発表によると、露軍はドネツク州でウクライナが輸送拠点とするポクロウシク方面に攻撃を集中させている。米政策研究機関「戦争研究所」は14日、公開された映像などから露軍がポクロウシク南東で前進しているとの分析を発表した。

 一方、露クルスク州の知事代行は14日、人口約2万人の同州南西部の地区に強制退避命令を出した。ウクライナのイリナ・ベレシュチュク副首相は14日、住民が避難するための「人道回廊」を設置するとSNSで発表した。ロシア方面とウクライナ方面の双方に設置され、現地の状況を監視する国際人権団体を受け入れるという。

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