創成館アルプスに、昨夏甲子園のＯＢ遊撃手が声援…現在は負傷中で後輩に力もらう

後輩たちに声援を送る川崎さん（中央）

　第１０６回全国高校野球選手権大会第９日の１５日、第４試合に登場した創成館（長崎）のアルプス席では、昨夏の甲子園で遊撃手としてプレーし、今春卒業したＯＢの川崎統馬さん（１８）が、手拍子をしながら後輩たちに声援を送った。

　同じ遊撃手として１回戦に続いて先発出場した小森山仁選手とは仲が良く、長崎大会中は芝生のグラウンドでの守備のコツを伝授した。甲子園出場が決まった後は「最後は気持ちやぞ」とアドバイスした。

　川崎さんは現在、西日本工業大学で野球を続けているが、けがで練習に参加できないこともあって、応援に来られたという。「少し頼りなかった後輩たちが甲子園で堂々とプレーする姿に、立派になったと感じた。自分もけがを治して頑張らないといけない」と力をもらった様子だった。