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熊野古道でクマに襲われ70代女性が重傷、三重県が初のクマアラート

読売新聞 / 2024年8月16日 9時52分

ツキノワグマ(2022年11月9日撮影)

 三重県は15日、大紀町大内山の熊野古道「ツヅラト峠」で14日夕、大阪府の70歳代女性がツキノワグマに襲われ、重傷を負ったと発表した。県は15日、大紀町と隣接する紀北町の2町を対象に「県クマアラート(警報)」を初めて発表し、地元猟友会などがパトロールを強化している。

 県や消防などによると、女性は14日午後4時頃、ツヅラト峠を1人で下山していた際に登山口付近でツキノワグマに襲われた。女性の頭部や顔面に裂けたような傷があったほか、右足を骨折し、病院に搬送されたが命に別条はないという。通りがかりの登山者が110番した。

 県によると、今年度のツキノワグマの出没件数は14日時点で68件。昨年同時期の11件を上回る過去最多のペースで、県はクマアラートの制度を9日に導入していた。警報の発令期間は原則2か月間。

 一見勝之知事は15日、「山に入る場合、万全の注意を払ってほしい」とのコメントを出した。

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