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ウォルズ氏の軍歴、バンス氏が「詐称」と批判…副大統領候補どうしの応酬激しく

読売新聞 / 2024年8月16日 17時39分

バンス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米大統領選で、共和党の副大統領候補のJ・D・バンス上院議員(40)が民主党の副大統領候補でミネソタ州のティム・ウォルズ知事(60)が軍歴を詐称していると批判している。11月5日の投開票に向け、副大統領候補どうしの応酬も激しくなっている。

 両副大統領候補は、ともに退役軍人という共通点がある。バンス氏は、高校卒業後に海兵隊に入り、イラクに派兵された。ウォルズ氏は、2005年まで24年間にわたって陸軍州兵だった。バンス氏が「うそをついている」とかみついているのが、ウォルズ氏による18年の集会での発言だ。銃規制強化の必要性を訴えた際に、「私が戦争で手にした武器は、戦場でのみ存在するべきだ」と語っていた。

 ウォルズ氏はアフガニスタン戦争の後方支援でイタリアに派遣されたことがあるが、戦闘部隊にいた経験はない。動画は副大統領候補になった後に陣営がウォルズ氏の経歴を紹介するために投稿したもので、陣営は「言い間違いだった」と釈明している。

 ウォルズ氏は05年に連邦下院議員選に出馬するために退役したが、数か月後に所属部隊のイラク派遣が決まった。バンス氏はこの点についても、「ウォルズ氏は自分の部隊を見捨てた」と非難している。

 ウォルズ氏は13日にロサンゼルスで行った演説で、バンス氏に反論した。17歳の誕生日の2日後に入隊を志願し、議会で退役軍人問題に取り組んできた経歴を強調し、「私はこの国に奉仕してきたことを誇りに思っている」と訴えた。さらに、個人の軍歴を批判の対象にすべきではないと指摘し、「私の対抗馬に伝えたい。あなたの奉仕と犠牲に感謝する」と述べた。

10月1日討論会

 米大統領選で、共和党のJ・D・バンス氏と民主党のティム・ウォルズ氏による副大統領候補のテレビ討論会が10月1日に行われる。主催するCBSが15日に発表した。

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