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カタールでガザ停戦協議始まる、ハマス側は出席しない考え…イスラエル首相はガザとエジプト境界への軍駐留に固執か

読売新聞 / 2024年8月16日 6時55分

 【エルサレム=福島利之】パレスチナ自治区ガザでの戦闘停止と人質の解放をめぐる協議が15日、カタールの首都ドーハで開かれた。イスラム主義組織ハマス最高幹部の殺害を受け、イランが報復攻撃の構えを見せる中、合意で緊張の緩和につながるか注目されるが、進展があるかどうかは不透明だ。

 協議は、交渉の仲介にあたる米国やカタール、エジプトの呼びかけで開かれ、イスラエルの対外情報機関モサドのダビッド・バルネア長官らが出席した。ハマス側は出席しない考えを示しているが、幹部はカタールに滞在しており、協議内容は伝えられる見込みだ。

 イスラエル有力紙のイディオト・アハロノトによると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ガザとエジプト境界への軍駐留に固執し、生存しているとみられる人質約30人の名簿の提出を要求している。ハマス側は、ガザ全域からの軍撤退を求めており、妥協点を見いだすのは難しい状況だ。

ガザ死者4万人、人口の2%近く

 【エルサレム=福島利之】パレスチナ自治区ガザの保健当局は15日、昨年10月にガザでイスラエル軍とイスラム主義組織ハマスによる戦闘が始まって以降の死者が4万人を超えたと発表した。死者はガザの人口220万人の2%近くにあたる。

 保健当局によると、ガザで15日、40人の死者が確認され、死者は計4万5人となった。負傷者は9万2401人で、行方不明者は約1万人に上る。12日時点の死者のうち、子どもは1万6456人。

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