青森山田のアルプスでは、マネジャーが手作りしたおそろいのパワーアップアイテムのお守りが背中押す

マネジャーたちは、手作りしたお守りとともに選手を見守った

　第１０６回全国高校野球選手権大会第１０日の１６日、第３試合に登場した青森山田のアルプス席では、マネジャー４人が、手作りしたおそろいのお守りとともに試合を見守った。

　お守りは毎年夏の青森大会前に製作しており、今年は人気ゲーム「スーパーマリオ」のパワーアップできるアイテムをモチーフにした。裏側に青森山田の「Ａ」を入れた。全部員に行き渡るよう、約９０個手縫いした。

　マネジャーを代表して栗林梓さん（３年）が大会前に橋場公祐主将に手渡した際、優勝を約束された。その通りに甲子園出場が決まり、「３年間、チームを近くで見てきたので、本当にうれしかった」と振り返る。

　甲子園に向け、新たにスーパーマリオの一定時間無敵になれるアイテム「スーパースター」のお守りも作った。これにあやかり、「県大会よりもさらにパワーアップして、無敵状態で勝ち進んで」と選手の背中を押す。